PASONA TQUILA TECHS

株式会社パソナテキーラのエンジニアブログです

Einstein Analytics 使い方 〜きほんのき〜

こんにちは。 パソナテキーラのエンジニア 市村です! 

前回記事に引き続き Einstein Analytics(以下、EA)についてです。

今回は、EAの基本的な使用方法を紹介させていただきます。

たくさんのEA用語が出てきますので、ヘルプのURLを記載しておきます。

https://help.salesforce.com/articleView?id=bi_glossary.htm&type=5

また、EAを試すには、下記URLからDeveloper Editionの作成が必須です。

まだサインアップしていない方はぜひ!

developer.salesforce.com

目次

EAについて

Einstein Analyticsとは…

Salesforceが提供する分析プラットフォームのこと データの「探索」がほぼクリックベースでの作業で簡単に進む 折れ線グラフ・円グラフなど多様なグラフ形状があり、分析アプローチの仕方が多様になる

さっそく始めてみる

サインアップが完了したら、まずEAが使えることを確認してください。

ログイン後、画面右上の「セールス」を押下すると「Analytics Studio」が表示されます。

f:id:cheap_trick:20190110185046p:plain

「Analytics Studio」押下で、画面遷移します。 この画面から、EAのさまざまな機能を使用することが可能です。

f:id:cheap_trick:20190111124523p:plain

データセット作成

EAでデータ分析をするために、まずは「データセット」を作成します。

データセットとは…

各種データソース(Salesforce組織上のオブジェクト、または外部CSVファイル)のデータリポジトリのこと

分析の目的・内容によっては複数のデータセットを作成する必要がある

今回はCSVファイルを使用して、データセットを作成します。

お気に入りの動画配信者の再生数についてのデータをサンプルとして用意しました。

ヘッダー列は「番組カテゴリ」「配信者名」「視聴日付」「視聴者性別」となっています。

データ投入時の文字化けを防ぐため、CSVファイルはUTF-8で作成してください。

f:id:cheap_trick:20190110183618p:plain

作成したCSVデータを投入します。 画面右上の「作成」ボタンを押下し、「データセット」を選択します。

f:id:cheap_trick:20190111125026p:plain

モーダルでデータソース種別の選択ができるので、CSVを選択します。

f:id:cheap_trick:20190111125436p:plain

作成したCSVファイルを選択して、「次へ」を押下します。

f:id:cheap_trick:20190111125556p:plain

ファイル名やアプリケーション、スキーマファイルなどの設定が出ました。

それぞれ簡単に説明します。

ファイル名はそのまま、データセットの名称になります。

アプリケーションとは…

データセット・レンズ・ダッシュボードを含めることができ、組織の他のユーザと共有ができる

1環境のEAで様々な案件または要件を扱う場合などに、整理することが可能です。

スキーマファイルとは…

項目の表示ラベル、データ型、設定などのプロパティが含まれるファイルのこと

自動生成されたものか、目的用途に合わせて設定を変更したファイルを使用することが可能です。

今回はファイル名を「favourite_play_count」、アプリケーション「Shared App」を選択し、

デフォルトで作成されるスキーマファイルを使用します。

「次へ」を押下します。

f:id:cheap_trick:20190111125730p:plain

データの中身が確認できます。

さきほど、CSVファイルはUTF-8で作成してください。

と記載しました。うまくできていない場合は文字化けしていますので、再度CSVファイルを作成し直してから

ここまでの手順をやり直すようにしてください。

文字化けしていないようであれば、「ファイルをアップロード」からデータセットを作成してください。

f:id:cheap_trick:20190115102338p:plain

作成が完了したら、ファイル名に入力した文字列と同じ名称のデータセットがあることを確認してください。

f:id:cheap_trick:20190115153559p:plain

ダッシュボード作成

次に、ダッシュボード を作成します。

ダッシュボード とは…

ダッシュボードは、1 つ以上のレンズでデータに基づいて選ばれたグラフ、総計値、テーブルのセットのこと

ざっくり言うと各データセットから作成されたグラフなどを一挙に表示できる土台

コミュニティ画面に埋め込んで表示することも可能です。

ダッシュボードおよびコミュニティの概要については下記URLに詳細が載っています。

https://help.salesforce.com/articleView?id=bi_dashboard.htm&type=5

https://help.salesforce.com/articleView?id=networks_overview.htm&type=5

画面右上、「作成」から「ダッシュボード 」を選択してください。

f:id:cheap_trick:20190115104238p:plain

次に、空白のダッシュボードの下の「作成」を押下します。

f:id:cheap_trick:20190115104523p:plain

ダッシュボードが作成されました。

何も作成されていない状態のため、何ができるのかわくわくしますね。

※スキップ可能 その2 個人的に背景が真っ白でないとやりにくいため、背景を変更します。

とくに必要のない方は飛ばしていただいてかまいません。

f:id:cheap_trick:20190115104837p:plain

ステップ作成

ダッシュボード を作成したら、ステップを作成します。

ここまででたくさんの用語が出てきたため、また新しい単語だ。。と思われたかもしれません。

大丈夫です。一度にすべて覚えなくても、使っているうちに覚えることができます。

一旦、休憩を挟むのも良いですね。休憩を終えたら、ステップの作成を続けましょう。

ステップとは…

ステップは、データセットにクエリを実行し、動的または静的にデータを取得することができる

eg.)今回作成したデータセット「favourite_play_count」から「番組カテゴリ」ごとの「再生回数グラフ」を作成したい

  → ステップを作成して、「favourite_play_count」に対してクエリを発行することで実現できる

では、画面右部の「ステップを作成」を押下して、「favourite_play_count」を選択してください。

「ステップを作成」が表示されていない場合、ダッシュボード内にカーソルを合わせてクリックしてみてください。

f:id:cheap_trick:20190115113252p:plain

「タイトル未定のステップ」という名称でステップが作成されました。

表示されている青い横棒は、「favourite_play_count」のデータ行数のグラフです。

このステップに手を加えて、『配信者別の再生回数ランキング』を出します。

f:id:cheap_trick:20190115115628p:plain

ステップ名を「playCountRanking」に変更します。(名称は任意です)

横棒の選択リストから「配信者名」を選択します。

f:id:cheap_trick:20190115140553p:plain

各配信者の動画再生数でグラフが構成されています。

f:id:cheap_trick:20190115141347p:plain

画面右部でグラフ種類が選択可能です。

データの種類によっては選択できないグラフ形状もあります。

f:id:cheap_trick:20190115141905p:plain

ランキングっぽく見せるために、行数(レコード数)の降順に設定してください。

とってもそれらしくなりました。

f:id:cheap_trick:20190115142607p:plain

次に、「番組カテゴリ」を追加します。

横棒の選択リストから、「番組カテゴリ」を選択してください。

ドラッグして、「配信者名」の上に配置すると、下図のようになります。

素晴らしいですね。

では、「完了」を押下してください。

f:id:cheap_trick:20190115142428p:plain

作成したステップが右部に表示されていればOKです!

ステップ作成はこれで完了です。

f:id:cheap_trick:20190115142725p:plain

ステップの配置

作成したステップをダッシュボード内に配置します。

右部に表示されているステップをドラッグ&ドロップでダッシュボードの好きな箇所に配置してください。

f:id:cheap_trick:20190115143219p:plain

そのとき、「ウィジェット」が自動で作成されます。

ウィジェットはステップのクエリ結果を表示する枠と考えてください。

※スキップ可能 その2

配置したステップをダッシュボード上で選択すると、ウィジェットの設定が右部に表示されます。

表示しているデータのヘッダー列名や、色、凡例の表示などといった設定が可能です。

今回はX軸およびY軸のタイトルを非表示にし、凡例の表示を無くしてみました。

f:id:cheap_trick:20190115143833p:plain

f:id:cheap_trick:20190115143859p:plain

結果はこのようになります。

f:id:cheap_trick:20190115144051p:plain

ステップ作成 〜 配置までを応用し、円グラフと縦棒グラフを追加しました。

忘れていましたが、ダッシュボード の名称も変更できます。

「新規ダッシュボード 」と表示されている左上の箇所をクリックして、変更してみてください。

グラフの色や形状に関してもウィジェットおよびステップの設定で変更が可能です。

実際に触ってみてなにができるかを試すのが良いと思います。

f:id:cheap_trick:20190115144507p:plain

ファセット機能について(おまけ)

ファセット機能を使用して相互の絞り込みが可能です。

ファセットってなんぞや。

デフォルトでは、同じデータセットからのステップがまとめてファセットされる 異なるデータソース (異なるデータセット、静的ステップなど)間でステップをファセットするには、それらを接続する必要がある

https://help.salesforce.com/articleView?id=bi_dashboard_widgets_facet_flex.htm&language=ja&r=https%3A%2F%2Fwww.google.com%2F&type=5

なるほど。よくわからん。となるかもしれませんが、動きは単純です。

下図をご覧ください。

画面左 ランキンググラフから、配信者名「玄米玄師」の横棒を選択したとき、

同じデータセットを使用して作成された右の2グラフも、「玄米玄師」のレコードに絞り込まれます。

デフォルトでは単一選択になっていますが、複数選択にして複数条件で絞り込みをかけることも可能です。

f:id:cheap_trick:20190115144431p:plain

おわり

いかがでしたでしょうか。

単語は耳慣れないものが多かったかもしれませんが、使い方は簡単だったのではないかと思います。

UIも親しみやすくて、パズル感覚で設定ができちゃいますね。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!

参考

(紹介機能、使用方法以外についてのリファレンスです)

  • Analytics 外部データ形式リファレンス

https://resources.docs.salesforce.com/216/latest/ja-jp/sfdc/pdf/bi_dev_guide_ext_data_format.pdf

  • Analytics ダッシュボードJSON リファレンス

https://resources.docs.salesforce.com/210/latest/ja-jp/sfdc/pdf/bi_dev_guide_json.pdf

  • Wave Analytics バインド開発者ガイド

https://resources.docs.salesforce.com/204/latest/ja-jp/sfdc/pdf/bi_dev_guide_bindings.pdf